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目は、目の玉とその視神経に加え、まぶた・まつげなどの脇役にあたる補助器からできています。
目の玉は眼球とも呼ばれ、直径約24mm、重さ約7.5g、前後にやや長い球形をしています。
角膜(かくまく)は、血管のない透明の膜で、厚さは中央部で約0.5mmです。黒目の部分を覆っていて、光(映像)はここから入ります。
虹彩(こうさい)は、正面からみたとき、茶色に見える部分で、中央部には、瞳孔(どうこう)があって、明るい所では小さくなり、暗い所では大きくなることで、目に入る光の量を調節しています。
ピントは、角膜と水晶体であわせられ、水晶体の厚さは約5mmの透明のレンズで、毛様体(もうようたい)から出る細い糸(チン小帯)によって固定されています。毛様体(もうようたい)の筋肉の伸び縮みによって、水晶体の厚みが調節され、ピントが合わせられます。遠い物を見るときは水晶体が薄くなり、近い物を見るときは厚くなってピントを合わせます。
網膜(もうようたい)は、0.2mm弱の薄い膜で映像を写すフィルムの役割を果たします。
眼球内部の大部分は、硝子体(しょうしたい)という透明なゼリー状の組織でできています。硝子体(しょうしたい)は、眼球の形を維持するとともに、カメラでいうレンズとフィルムの間に一定の距離(空間)が必要なように、水晶体と網膜の間に一定の距離を取る役割を担います。
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